若者が語るイマドキの部落問題

24日金曜日は岡町図書館で開催された、「若者が語るイマドキの部落問題」に参加しました。

岡町図書館は普段ものすごく利用させてもらっている場所ですが、岡町図書館主催の講演会に参加するのは初めてでした。

ファシリテーターは教育コーディネーターの武田緑さんで、昨年のひゅうまんプラザにもお越しいただきましたが参加できずでした。

アベマTVの映像は世人権大阪集会で見せてもらいましたが、直接話を伺うのは初めて。ご自身のお話を含め、がっつり部落問題というよりかは、例文から、どれが主観でどれが事実かという線引きを踏まえて、地域を忌避する噂話がどのように浸透されていってしまうのかというワークを展開しました。

そして、誰がどういう風に「部落民」というものを位置づけているのか、その「世間」とは何のかを改めて考える機会でした。

参加者のなかには、ものすごく真剣に「教えへんかったらなくなると思うんです」とおっしゃる方もいて、やっぱり寝た子を起こすな論は根強いです。

私は、映画「焼肉ドラゴン」の「その『世間』ってやつ、連れてこい!」のセリフに号泣しました。ほんまにその通りやと思います。

その世間を形成するひとりの人間として、どこで生まれようが、どんな仕事をしていようが、不利益を被ることがない社会にしていかなければいけないと感じました。

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