同和問題解決推進協議会がおこなわれました

11月1日の夜、豊中市役所にて2019年度第1回目の同和問題解決推進協議会が開催されました。前回おこなわれたのが1月29日だったので約10か月ぶりの協議会開催です。この協議会では、この間に起こった部落差別事象、人権まちづくりセンターの機能見直し、そして答申を受けての今後の取り組みについて議論されましたが、協議会としての本来あるべき姿というか、終始活発な議論の場になったと思います。

しかし、同時に我々委員と豊中市とで「気持ちの部分で大きなギャップがある」ということを改めて感じさせられる場でもありました。「答申に書かれてある内容を踏まえて基本方針や基本計画を作り直すべき」とする我々の意見に対して「現行の方針や計画に答申の内容を(必要に応じて)投影していきたい」というのが豊中市の考え方です。それから、今後の部落問題の取り組み方についても「個別に取り組む」のではなく、「様々な人権問題・課題の一つとして(人権一般として)総合的に取り組んでいきたい」とのことでした。

事務局の人たちがいくらその場で弁明しようと、豊中市が答申の内容を無視したり、我々の思いと真逆の方向に進もうとしていることは事実です。これ以上「答申」がないがしろにされることがないよう、豊中市の動向について引き続き注視していきながら、協議会の一員として声をあげていきたいと思います。

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