四國五郎展
「百年の蔵」を見た午後からは、大阪大学に四國五郎展を観に行きました。
4月26日から開催していたにもかかわらず、最終日前日に行くという腰の重さ。
行ったことある気でいた阪大は、「あれ?ここやったかな?」と思っていたら、私が行ったのは関大でした。
シベリアでの抑留を経験し、原爆で弟を失った悲しみから、反戦文化運動に詩画人として生きた四國五郎。
恥ずかしながらまったくその存在は知りませんでした。
観客が5人だった百年の蔵に比べて、四國五郎展は常にたくさんの人が出入りしていました。
豊中にもゆかりのある峠三吉さん。
シベリアでの抑留生活を書いた絵や、原爆の惨状を描いた絵など、彼の思いがにじみ出ているようにも感じた。
市民のために書き続けた画家として再び評価されているという。
戦後ではなく、戦前を感じる今の世の中。
再びこんな悲劇が訪れないことを、願うだけではなく行動に移していかなければいけないと思った。
入口のマチカネワニも撮ってみました。