ちょっとロハスな映画祭
昨日は、種まきシアターinとよなかが主催で、「あしたの暮らしとよなか」と豊中市立eMIRAIE環境交流センター共催の
ちょっとロハスな映画祭のトークセッションに参加させていただきました。
30日、31日の二日間にかけて、食にまつわるドキュメンタリー映画の上映(「弁当の日」、「いただきます~みそをつくるこどもたち」、短編映画「GIFT」)と
カンタン発酵食ワークショップ(おから味噌作り、手作り納豆作り)、「いま、地域から何ができるのか」のトークセッションと盛りだくさんの内容でした。
31日の「弁当の日」上映終了後に、東淀川区で活動するローシャルグッドカンパニー(ローカルとソーシャルを掛け合わせた造語だそうです)の本川誠さんと一緒に、協会の自主事業として実施しているドコモ市民活動団体助成事業のCAPの取り組みについて簡単に報告をさせてもらいました。
ぶっちゃけ、本川さんの取り組みがすごすぎて、私の報告なんかいらんのんちゃう?とも思えるぐらい素敵な活動でした。
新聞販売所からスタートした、高齢者の生活をサポートする、30分500円の家サポ事業から始まり、本格的なハウスクリーニング事業、整骨院や健康教室、
そして宿題カフェ、まかない付きの学習塾など、課題解決だけを事業化する会社、地域が困ってることをビジネスにするという、パクれることが山ほどあるのではないかと感じる事業でした。
リンクを貼っているのでぜひご覧ください。サービス概要のところをクリックしてください。
そのなかで本川さんがおっしゃっていた、「ちょっとじぶんごと」というキーワードがとても素敵に聞こえて、これもパクらせてもらうことにしました。
地域からのニーズがあって事業が進むということは、みんなで一緒にまちづくりを進めるということになるし、自分自身ががっつり当事者ではなくとも、少しだけ当事者という立場が、さらにいろんな人が参加しやすく、良い意味で巻き込みやすいのかなぁと思いました。
近いうち、東淀川まで視察に行かせてもらいたいです。
来年3月27日に、「弁当の日」を考案された竹下和男さんが豊中市立地域共生センター(旧福祉会館)にお越しくださるとのことです。
映画のなかの歯切れの良い竹下さんは、確固たる信念があっての堂々とした発言で胸がすく思いでした。
家に帰ると次女が夕飯の支度を「手伝うー」と言ってくれたので、一緒に豚肉を切り(子ども用の包丁は安全性重視のため全然切れなくてむしろ危ない気がしました)、フライパンに入れたお肉とキャベツを炒めるお手伝いをしてもらいました。
時間や自分の気持ちに余裕がないと、子どもの「手伝う」という要望に応えるのもなかなか難しいです。
閉塞感漂う今の時代、おとなも子どもももっともっとおおらかに生きられる世の中にしたいです。