セクシュアルマイノリティ講演会

土曜日は実家がある宝塚市で、「多様な性を理解する セクシュアルマイノリティ講演会」が開催されました。

講師は土肥いつきさん。

昨年夏頃に、土肥さんと源淳子さんとの対談が女性センターで実施されたのですが、それには参加できなかったので、今回は母に子どもたちをお願いして参加してきました。

引き出しの多さ、笑いへの貪欲さに圧倒されました(笑)

土肥さんのお話は、数年前に蛍池センターで聞いたのが初めてでした。テーマは「セクシュアルマイノリティ」ですが、部落問題、在日コリアン、障害者問題など、セクマイ以外のマイノリティの問題にも置き換えて考えることができるお話だなと思います。

日曜日、たまたまつけていたテレビ番組で、男性タレントが一般男性に「彼女はいるの?」と尋ねてました。

問われた男性は「はい、います」と答えていたんですが、その男性が「彼氏はいます」と答えることを、想定してほしいなと思いました。

そこに差別はないかもしれないけど、配慮と想像力に欠けると感じました。

差別するつもりはなくても、想像力の欠如がマイノリティを「見えないもの」にして、そしてその問題が「語れないもの」になっていくのかなと思いました。

久しぶりの土肥さんのお話がテンポが良すぎて、笑いのツボも多くて、ついていくのに難儀しましたが、とても良い刺激となりました。

パワーポイントはあれぐらい小細工や手間を入れないとダメだなと、身が引き締まる思いでした。

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