新たな舞台へ

昨夜(17日)、第2回理事会を開催。主な議案は上半期の事業報告でしたが、これは簡単に終わり、現下および当面している最大の問題である「人権平和センター」の問題に時間を割きました。

すでに2020年4月から「人権平和センター」として新たにスタートすることが決まっており、9月議会でそれに向けた関連議案も審議されています。これまでと違うのは、豊中・螢池両センターの事業を公募によって事業者から提案を募集・選定することです。

現在は、市が直営で行う事業と、まちづくり協会が受託(随意契約)している事業とがありますが、これをすべて委託事業化することになります。しかも公募ですから、場合によっては他の事業者が受託する可能性もあります。

こうした中で、一番大事な問題として、部落問題の解決に関わる事業がどうなるのかということがあります。こうした事業は誰でもできるものではなく、当事者性や地域性、歴史性、専門性などが要求されます。

まだ公募要項が明らかになっていないので、事業の内容や組み立てがどうなっているのかわかりませんが、少なくとも、こうしたことがきちんと担保されていることが不可欠です。

逆の言い方をすると、部落問題解決に関わる事業は「公募」には馴染まないということだと思います。

いずれにせよ、賽は投げられたわけですから、市同促から数えて66年になる「まちづくり協会」として、新たなチャレンジをしていくことになります。初めてのことでもあり、不安もありますが、何とか乗り切っていかねばと思います。

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