暑い夏がさらに暑くなる
物事を前に進めるためには相応の準備が必要だ。相手があり、対立が予想される場合には用意周到が求められる。
しかし、力関係が優位な者はこうした手間暇を省き、一方的に「結論」を押し付けてくることがある。それまで培ってきた「信頼関係」を無視し、遮二無二走る。
そうした振る舞いが理不尽であり、誠意がないことも知りつつ、そうせざるを得ない事情を抱えている場合もあるが、それでもやはり、立ち止まる勇気を持つべきだろう。
世界は自分のためにあるのでも、地球は自分のために回っているのでもないことを知るべきだろう。もちろん、権力関係にあれば、そうした無理を押し通すことは可能だ。それを頼りに突き進むことも可能だが、そのツケはきっと自身に回ってくることも間違いない。
だから、どんなに急いていたとしても、踏むべき手順を踏み、尽くすべき説明を尽くす、これを大事にしてほしい。