ふれ愛ネットとは
『ふれ愛ネット(五中校区地域教育協議会)』とは、豊中市五中校区で積み重ねられてきた人権教育等に関わる成果を引き継ぎ、「人権・子育て・共生」を柱として、2000年にリニューアルして設立された地域教育協議会です。
五中校区には、1991年から、小中9カ年の人権教育の交流と課題認識、子どもたちのとりくみの引継ぎ、教科内容のカリキュラム研究、授業交流と授業研究、部落問題学習に関わる地域教材作り、五中見学会といったとりくみを創り出してきた『五中校区小中連携の会』と、それを引き継ぎ、1996年から地域の様々な方たちの参加を得た『五中校区ふれ愛教育推進事業(CCP)』がありました。これらの事業を引き継ぎ、設立されたのが『ふれ愛ネット』です。現在に至るまで、子どもたちを中心におきながら、教職員のみならず、地域の大人たちが集い、力を合わせた共同事業が精力的に進められてきています。
『ふれ愛ネット』の事業は、大きく分けて、①「いきいきプロジェクト(保幼小中の連携を軸とした子どもたちへの支援)」と②「わいわいプロジェクト(地域の様々な組織・団体が連携して子育てや教育の支援)」の2つがあります。これまで活動に参加してきた豊中人権まちづくりセンター(旧豊中解放会館)、おかまち図書館、五中校区青少年健全育成会、校区小・中学校とそのPTA、校区保育所・幼稚園、豊中市五中校区人権教育推進協議会、とよなか人権文化まちづくり協会豊中地域協議会などが中心となりながら、様々なとりくみを企画・実施しています。
また、コミュニティスタッフ(コミスタ)は、個人として地域の人が参加してふれ愛ネットの活動を豊かにしていますし、行事や催しによっては地域老人会、ボーイ・ガールスカウト、自治会、公民分館など、たくさんの地域の方たちに応援していただいています。 事務局会では、全体の日程調整や広報活動などに取り組んでいます。
校区の子どもの支援を校区の大人たちが支援するために共に協働することで、次第に校区の子どもや大人のつながりが広がり、深まりつつあります。
【活動事例】
- ふれ愛教育講演会
- ふれ愛子育て学習会
- ふれ愛子どもカーニバル
- おもしろ科学講座
- 校区地域学習(いきいきプロジェクト・小中連携の会)
- 研究授業・授業公開のとりくみ
- 合同教職員研修会(いきいき合同学習会)
- 校区人権教育研究会(校区人研) など