部落問題と向き合う私たち
昨日は2024年度ひゅうまんプラザ講演会がありました。
滋賀県から石井真澄さん、石井千晶さんご夫妻にお越しいただきました。
お二人には、2010年に協会自主事業で実施した講演会にお越しいただいたことがあったので、実はお話を伺うのは2回目でしたが、初めて聞く話もたくさんありました。
「差別をするのは大人。子どもに差別を教えるのも大人。だから子どものうちから部落問題学習をきちんとしなければいけない」という言葉に、改めて部落問題学習の大切さを痛感しました。
豊中市内で残念ながら差別事件が後を絶ちません。なぜ差別が起きるのか、なぜ差別をするのか。
一人ひとりがきちんと部落問題に向き合わなければいけないし、「それって差別やん」「それってどうなん?」「それ、おかしいよ」と言える関係性を作っていくことが大事だと思いました。
さらりときれいなお話よりも石井さんご夫妻のようにぎこちなくも一生懸命話されている姿に心を打たれた参加者も多かったのではと思います。
構成団体の一員として運営面で反省すべき点も多々ありましたが(マイクの音や照明が明るすぎてスライドが見えなくてもう少し電気を消すか、カーテンを閉めればよかったなど)
来年度の取り組みに生かしたいと思いました。ご参加ありがとうございました。
