ハンセン病問題を考える
6月7日金曜日はハンセン病家族訴訟原告団副団長の黄光男(ファン・グァンナム)さんをお招きして、ハンセン病問題についてお話いただきます。
黄さんのお話は、何度か伺ったことがあります。
ハンセン病という病があって、差別された人がいたんですという話ではありません。
なぜ、ハンセン病だからといって排除され、隔離され、人間の尊厳を奪われなければならなかったのか。
ハンセン病元患者の尊厳を奪ったのは誰なのか。
以前、ハンセン病回復者支援センターの加藤めぐみさんにお越しいただいたときに、豊中から大阪府の保健所宛に「あそこの家の人がどうやらハンセン病のようだ」と書かれたハガキを画像で見せてもらったことがあります。
当時はそれが正しい行動だったとしても、その「正しさ」とは一体何なんでしょう。誰に対しての誰にとっての「正しさ」なんでしょうか。
差別の本質、人権侵害の本質ってそこにあると思います。
啓発講座は「一回聞いて終わり」ではなく、常に学び続けることが大事だと思います。
知らなければ差別をしてしまうことを意識しなければいけないといけません。
ぜひどうぞご参加ください。