保育教育協議会とは

第五中学校や克明小学校、箕輪小学校の先生方、ともだちこども園の保育士さん、子どもを持つムラの保護者、豊中支部の運営委員などが集まって、部落問題学習をどう進めていったらいいのかという学校現場からの相談や、子どもに部落のことをどう伝えたらいいのかという保護者の悩みなど、それぞれがかかえる問題や課題を出し合い、話し合い、解決の方向を考え合う場として、2003年にスタートしました。

一言で言えば、「保育教」は、「部落問題を切り口に、関係者が集い、校区に存在する部落問題の現状と、取り組みの全体像を知り合う場」です。具体的には、4つの柱に基づいて、3つの目的を掲げてとりくんでいます。

● 4つの柱

① 「部落問題をタブーにせず」これを軸とした協働による実践を創ろう!

② 校区に部落問題が存在すること、部落差別がなお生きていることをジブンゴトとして引き受けよう とする人々とつながろう!

③ 一方通行でも寄り添いでもなく、校区に根ざした自前のとりくみを創りだそう!

④ 新しい部落問題学習の展開を通じて、「教育のまち・とよなか」の実現をめざそう!

 3つのとりくみ

① 部落問題にとりくむ人の輪を広げること

② 部落問題を切り口とする交流を通じて、人間関係を深めること

③ 切磋琢磨によって取り組みの厚みを増すこと